2021年路線価

もうすぐ夏ですね。
夏になったら辛いものが美味しい季節です。
  

カレー、麻婆豆腐、担々麺、スンドゥブチゲ、タイカレー、ガパオライス
いや、そういえば季節に関係なく年がら年中これらを食べてました。
食べ物に対する季節感が乏しいUmeです。
毎年恒例の路線価が7/1(木)に国税庁から発表されました。
 
国税庁のHPで路線価を確認するにはここをクリック
さっそく近辺の路線価をチェックしてみたのですが
若干下落しているところはあるものの
ほぼほぼ変更はありませんでした。
日本全体ではマイナス
になっているようです。
特に商業地の下落は顕著です。
都市別では
  奈良市 ▲12.5%
  神戸市 ▲9.7%
  大阪市 ▲8.5%
と下落率上位を関西圏がしめています。
ここ数年のインバウンドによる土地価格急上昇の反落です。
路線価は相続のみならず贈与した場合の財産評価でも利用します。
路線価が公表されましたので、お客さんから依頼されていた
配偶者の居住用財産の贈与の特例について検討しました。
  
国税庁のHPで配偶者の居住用財産の贈与の特例を確認するにはここをクリック
  
配偶者の居住用財産の贈与の特例では婚姻期間20年以上の配偶者に
財産額2,000万まで(暦年贈与も追加すれば2,110万まで)の
居住用財産が贈与税ゼロ円で贈与できます。
ただしゼロ円になるのは贈与税だけですので、別途
  司法書士報酬
  登録免許税
  不動産取得税
  税理士報酬
がかかってきます。

実は贈与税より土地を移動させるとこれらの付随費用がとても高額になります。不動産取得税は土地だけでなく家屋も同時に贈与することで
軽減を図ることができます。
ご参考までに。
また税制改正大綱で明記されたように暦年贈与がどうなるか
不透明な時期ですので田畑・山林etcの贈与を検討してもいいかと思います。
ご不明点etcありましたら弊社担当者、もしくは代表社員梅川まで
お気軽にご質問ください。


【文責 : 梅川 大輔】